社会保険と国民健康保険の違いは?
保険の基本】社会保険と国民健康保険、後期高齢者医療保険の違いって?
こんにちは!
新橋青木クリニック 医事課受付です。
今回は、患者様からよくご質問をいただく「健康保険の種類」と「窓口での自己負担額」について、わかりやすくご説明いたします!
意外と知られていない保険制度の違いですが、病院の窓口で「なんでこの金額?」と感じたときの参考になれば嬉しいです。
社会保険とは?
社会保険は、主に会社にお勤めの方や、特定の団体に所属している方が加入する保険です。
会社を通じて加入することが多く、加入先は主に以下の2つ:
健康保険組合(企業が独自に運営)
全国健康保険協会(通称:協会けんぽ)
👛 自己負担額:
69歳までの方は【3割負担】です。残りの7割は保険組合や協会けんぽが負担してくれます。
国民健康保険とは?
こちらは、自営業者、フリーランス、退職された方などが加入する保険です。
運営しているのは、お住まいの市区町村や都道府県になります。
👛 自己負担額:
こちらも69歳までは【3割負担】。残りはお住まいの自治体が負担します。
70~74歳の方(前期高齢者)
社会保険・国民健康保険に関わらず、70歳~74歳の方の負担割合は、
2割 または 3割(※前年の所得により変わります)
後期高齢者医療保険とは?
75歳以上になると、自動的に「後期高齢者医療保険」に切り替わります。
こちらも市区町村が運営しています。
👛 自己負担額:
前年度の所得(年金なども含む)によって、
1割
2割
3割
のいずれかになります。
最後に…
保険の種類によって、負担する割合や支払い金額に差があります。
特に高齢になると自己負担が変わるケースがあるため、「思っていたより高い」「安い?」と感じることもあるかもしれません。
ご不明な点があれば、お気軽に受付スタッフまでお声かけくださいね 😊