当院の被ばく線量について
こんにちは、新橋青木クリニック放射線科です。
今回はから不定期に新橋青木クリニックの各科でブログを書いていこう
と考えています。
今回は、患者さんからよく質問をいただく「胸部レントゲンの被ばく線量」について解説します。
胸部X線撮影(正面1回)の被ばく線量は、約0.1~0.2ミリシーベルト(mSv) です。
放射線被ばくの種類 |
被ばく線量(mSv) |
当院の胸部X線撮影(1回) |
約0.1 |
自然放射線(年間、日本平均) |
約2.1 |
東京~ニューヨーク間の航空機往復 |
約0.1~0.2 |
当院の胸部CT検査(1回) |
約2 |
自然放射線による被ばく(世界平均) |
約2.4mSv(4年間) |
国際宇宙ステーション(ISS)の滞在 |
約200~400(年間) |
この値は非常に低く、一般的な診療で受ける回数では、健康に対する影響はほぼ無視できるレベルとされています。
放射線に対する不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、胸部X線撮影は非常に低線量で、安全な検査 です。診断のために有益な情報を得られるため、必要な場合は安心して受けていただければと思います