「ただのタコ」では済まない、怖い理由
日本人は他の国に比べてタコやうおの目などの足のトラブルが多いと言われています。子どもにも、大きめの靴を選択する事が多く、子どもの足のトラブルが増えています。
足は毎日、私たちの体を支えている大切な部分です。しかし、普段あまり意識されにくく、トラブルが起きてから受診される方も少なくありません。
特に糖尿病や透析治療を受けている方、ご高齢の方は、血流低下や感覚低下により小さな傷でも悪化しやすいため、日頃のフットケアがとても重要です。
足でよくあるお悩み
- 足の爪が厚くなって切りにくい
- 巻き爪や変形爪が痛い
- かかとの乾燥やひび割れ
- タコ・ウオノメが痛む
- 足の冷えやむくみ
- 足の傷が治りにくい
- 足のしびれや感覚低下
これらの症状を放置すると、歩行困難や感染症につながる場合があります。
まずは、
1.毎日足を観察する
足の裏や指の間に傷、赤み、水ぶくれがないか確認しましょう。 鏡を使うと足裏も見やすくなります。
2.清潔を保つ
足をやさしく洗い、特に指の間はしっかり乾かしましょう。
3.保湿を行う
乾燥はひび割れの原因になります。 お風呂上がりに保湿剤を塗る習慣をつけましょう。
4.爪を正しく切る
深爪は巻き爪や傷の原因になります。 爪はまっすぐ切るようにしましょう。
5.靴選びに注意する
サイズの合わない靴は靴ずれや傷の原因になります。 履きやすく足に合った靴を選びましょう。
このような症状は早めにご相談ください
- 足に傷ができた
- 赤く腫れている
- 爪が食い込んで痛い
- 歩くと痛みがある
- 足の色が悪い
- 足がしびれる
早期発見・早期対応が重症化予防につながります。
足の痛みやトラブルを放置しないで、毎日のフットケアで健康を守りましょう。
糖尿病の方に大切なフットケア
糖尿病と足のトラブルの関係
糖尿病の方は、血糖値が高い状態が続くことで血流が悪くなったり、神経障害が起こったりすることがあります。
そのため、足に小さな傷ができても気づきにくく、傷が治りにくい状態になることがあります。
「靴ずれくらいだから大丈夫」と思っていても、悪化すると感染や潰瘍につながる場合があり、早めのケアがとても重要です。
糖尿病の方にとって、毎日のフットケアは足を守るための大切な習慣です。
糖尿病の方によくみられる足の症状
- 足のしびれや感覚低下
- 足が冷える
- 傷が治りにくい
- 巻き爪や変形爪
- タコ・ウオノメ
- かかとの乾燥やひび割れ
- 足の色が悪い
- 歩くと痛みがある
これらの症状は、糖尿病による血流障害や神経障害が関係している場合があります。
毎日できるフットケア
1.毎日足を観察しましょう
足の裏、指の間、爪の周囲に傷や赤み、水ぶくれがないか確認しましょう。 見えにくい場合は鏡を使うのがおすすめです。
2.足を清潔に保ちましょう
毎日やさしく洗い、特に指の間はしっかり乾かしましょう。 湿った状態は感染の原因になります。
3.保湿を行いましょう
乾燥は皮膚のひび割れにつながります。 お風呂上がりに保湿剤を塗る習慣をつけましょう。
※指の間は塗りすぎに注意しましょう。
4.爪は深爪を避けましょう
深爪は傷や巻き爪の原因になります。 無理に切らず、難しい場合は医療機関へご相談ください。
5.裸足は避けましょう
小さな傷でも悪化しやすいため、室内でもスリッパや靴下を使用しましょう。
6.靴選びも重要です
足に合わない靴は靴ずれや傷の原因になります。 きつすぎず、履きやすい靴を選びましょう。
このような症状は早めに受診しましょう
- 傷が治らない
- 足が赤く腫れている
- 膿が出ている
- 爪が食い込んで痛い
- 足の色が黒っぽい
- 足の感覚が鈍い
糖尿病の方は、早期発見・早期治療がとても大切です。
当クリニックのフットケア
当クリニックでは、糖尿病の方を対象に、足の観察、爪ケア、保湿ケア、生活指導などを行っています。
足のトラブルは、早めの対応で重症化を防ぐことができます。
「最近足の感覚が気になる」「爪が切りにくい」「傷が治りにくい」など、気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
毎日のフットケアで、大切な足を守っていきましょう。

